2009年12月08日
兄者とiPhone
用事があって、夕方から兄者と少し外出した。
兄者は鉄道マニアだ。ファンではない。マニアだ。
JRの普通列車の中で、暇つぶしに、私のiPhoneを彼に見せてみた。
兄者は列車は好きだが、コンピュータはほとんど眼中にない。iPhoneなんて存在すら知らない。
なので、私がいかにも便利で楽しそうなiPhoneの機能を見せても、
小豆と小石の選別作業でも見るような、無関心そうな目でしか見てくれない。
だけど唯一、指先でお絵描きができる機能(SimpleDrawというアプリ)だけは興味を持ったらしく、
俺にもやらせてくれと言うので渡してみたら、下記のような字をおもむろに書いた。

一応、この字というか、「書」の意味を、私なりに書いておく。
(特に彼の説明はなかったので、飽くまで私なりに。)
たぶん関西圏の人じゃないと知らないと思うのだが、
今年の3月、「阪神なんば線」という新しい鉄道路線が開通した。
これにより、近鉄電車と阪神電車という二つの私鉄電車の相互乗り入れが、初めて実現した。(らしい。)
で、阪神電車と山陽電車は、すでに相互乗り入れが可能になっている。
これらは即ち、近鉄(奈良~大阪)→阪神(大阪~神戸)→山陽(神戸~姫路以西?)という
関西圏の東西を貫く横串の電車線が、私鉄のみで初めて物理連続的に繋がったということを意味する。
これが関西の鉄道愛好家にとっては、非常に画期的で、かつ宿願と言ってもいい慶事だったらしい。
(JRではとっくに繋がっている気がするのだけど。。。。それは敢えて言わないルールらしい。)
要するに彼は、「近鉄」「阪神」「山陽」の私鉄三線の乗り入れ開通を、
三位一体的な形で、歓喜掲揚して見せたかったというわけである。
つか、もう開通から半年以上たってるんだけど、まだこれが嬉しくて面白くて仕方がないらしい。
彼は件の路線の列車撮影にもよく馳せ参じている。同じことをする人も大勢いるらしい。
とにもかくにも、彼にとっては、iPhoneの目新しさなんてのは、
この関西私鉄三線一体の成立に比べれば、たいしたことはないのだ!まったく人それぞれである。
投稿者 cergey : 2009年12月08日 00:21