2008年04月13日
けっこう気になること
偽装管理職の問題だとか、過重責任・過重負荷の話だとか、最近よく聞く。
↓ニッポンの「課長」が危ない!
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080412-00000004-gen-ent
なんか内容がおかしいのよね。書いた人が勉強不足というか。
「具体的な指示はなし。部下の不始末は私の責任。残業代もつかない。
睡眠時間は平均3時間。やってられません」(IT・37歳)
→やってられなきゃ、すぐやめれ。能力以上の位置にいるだけでなく立場すらわかってない。
組織の作戦方針ってのは古来よりすべからく抽象的だ。具体的な実戦方針を決めるのがあなたの仕事。
あと部下のミスは全て自分の責任って、普通は昇任面接で自分でそう宣言してる筈ちゃうか。
で、なんで睡眠時間が3時間なの?自分で計画ごと時間を裁量する絶対権力を与えられてるのに、
自分で自分を助けられないんだったら誰も助けてやれん。(上司が白タオルを投げてやる以外に。)
「いまの30代、40代の課長クラスは、まだ子供も小さい。ワークライフバランスとか騒いで、家庭を顧みない社員は無能扱いされる。会社でも家庭でもやることが多すぎて、正直しんどい」(金融・40歳)
→正直しんどいって・・・。誰だって人類皆そうだし、実際は君の部下の方がもっとしんどいのとちがうか。
家庭も管理できない人間が、自分の家族より多い職業プロフェッショナルの部下たちを管理できるわけない。
ワークライフバランス云々とかいう考えの元ネタは、欧米で顕著らしい一種のリーダー論で、
「家族を顧みる力は、仕事の力にも変換できる」っていう考え方だと思う。
要するに、家庭がうまくいけば、その経験や恩恵で、仕事の面でもちょっとうまくいくよ、という素朴な思想。
私が課長に任命された当時は、療養中の妹氏の代わりに旦那様の晩ご飯を、毎晩楽しんで作ってた。
逆に作ってもらってもいた。ちょっと滑稽な感じだったけど、その分「面白くってためになる」という奴で、
実質何もしんどくなんぞないし、たしかに生活や気分は充実した。仕事への影響はわからないが、
決して妨げにはならなかった。まあ何にせよ、家庭を理由に弱音を吐くのは我慢した方が賢い。
「課長ならではの厳しさの中で、恐らく最もつらいのは「孤独」でしょう。現場の社員と完全には打ち解けられず、経営陣からは“ヒヨッコ”扱いされる。」
→孤独じゃないリーダーなんて存在しないし、まだヒヨッコだからこそ多少の失敗も許される。
現場との壁もできてくるけど、そのおかげで安易な馴れ合いを防ぐことができる。
というか逆に、現場との距離が離れた分、寂しさのせいで共感性がどんどん拡張していく。
他人の良いことは嬉しく悪いことは悲しく、「じぶんじぶん」という意識が少しづつ低下していく。
なくなりはしないけど。寂しいが、単なる孤独とはちょっと違う気がする。皆そうなのかは正直わからん。
全部、そんなことが問題なのかと思う。
私がいつも仲間のおかげで、楽をしすぎてるのかもしれない。そこが気になってしまった。
投稿者 cergey : 2008年04月13日 01:21