2008年02月01日
PHP叩き
がまたネットで横行しているんだけどね。うるせえなあと。恩知らずなんだよ。その非難は。
PHPは確かにもう晩年に入っていて、おつとめ品になりつつある。技術者の全体の意識が高まったのだ。
でもPHPは今のWebの便利さ、柔軟性の高さ、パフォーマンス性の高さに、確実に寄与してきたと思う。
PHPは純粋技術の世界にはあまり貢献していないかもだけど、経済・文化の世界にそれなりに貢献した。
デザイナーに愛され、ベンチャー企業の経営者に愛され、ブログユーザに愛され。
楽天、ヤフー、ニコ動だけでなく、今でもWebで何かの申し込みとかすると、皆PHP製だったりする。
PHPが気に入らないのはよくわかる。それは痛いぐらいにわかる。
でも私の私見だけど、実装にこだわる人ほど、実用というものがよくわからない面がある。
実用の世界には実用の世界の歴史がある。それは学問的な技術史の歴史ではない。
PHPのブレイクが始まった2001年当時、これほどWeb開発に有利な言語はなかった。
もう圧倒的といった感じだった。perl使いだった私はPHPのWeb開発のスタイルに仰天した。
文法エラーがHTMLで出るなんてw!すてき!でもそれって危ないのでは・・、と思ってたんだけど(w、
そもそも言語自体のエラーが本番の画面で出てしまうプログラムなんて絶対表に出すわけがないので、
これはかえってデバッグがしやすいと思った。目標がわかりやすい。そう、やはり、昔だったのだ。
(※もちろんエラー出力をプログラム側で制御できることは衆知のとおり。ただデフォルトがね。。)
そしてマイナー言語だったPHPは、2003年ぐらいにはメジャー言語になった。
ウェブ屋では意思決定から1週間ぐらいでサービスリリースするとかが、完全に当たり前になった。
経営はスピードだ!とか言って。楽天さんもそういう感じだった。Yahoo!さんだってそうだった。
私もそうだった。どこもかしこもそうだった。皆、今日の仕事、明日の稼ぎで、手一杯だった。
で、そういう世界でずっと実用に耐えて使われてきた強力な言語が、PHPなの。わかった?おわり。
もうこれ以上言いたくない。本当につらい時代だったから。でもPHPは悪くない。皆で支持してきた言語なんだから。
でもそういうハチャメチャ開発時代も最近は変わった。そういう意味ではPHPはやっぱり晩年だと思うよ。
実用性という面では、今でも十分すごいということだけ言っておきたい。
投稿者 cergey : 2008年02月01日 23:04