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2007年11月24日
三笠公園
もう年末が近いというのに遠出して、
前々から行きたいと思っていた横須賀の「三笠公園」に行ってきた。
もちろん、かつての日露戦争での、日本艦隊の旗艦、「戦艦三笠」を見るため。
あら軍国趣味ですか・・・、と言われそうだがちょっと違って、
以前に司馬遼太郎の小説『坂の上の雲』を読んでから、戦艦三笠のことがずっと気になっていたのである。


・東郷氏像、戦艦三笠、横須賀海軍カレーの看板
何が気になっていたのかって、小説の中では日本やロシアの戦艦が、
「海の上で山が動くような巨大さと威容」といった表現で描かれているのだが、
ウェブ上の資料で写真を見るとあまりたいしたモノでもないようにも見えて、
スケール感がイマイチわからず、これは現物を見るしかない、と思っていたのである。
で、見た感想。実際に艦を見ると、さすがに「山」というほど大きくはない(笑)。
ま、時代的に当たり前なんだけど。でも違う面で、いろいろ面白かった。
『坂の上の雲』をあらかじめ読んでおくと、「おーこれが、あのあれ!!」というモノがたくさんある。
東郷氏(司令長官)と秋山氏(参謀長)が日本海会戦で立っていた艦橋の「立ち位置」だとか、
持ってた双眼鏡だとか、彼らの部屋だとか風呂だとか作戦室だとか。
破壊力はイマイチだが殺人力は世界一だった「下瀬火薬砲弾」だとか、
30センチ主砲だとか15センチ副砲だとか、それに貫通された実際のロシア艦の鋼鉄装甲板だとか。
ロシア司令長官・ロジェストヴェンスキー中将が最後に上げた「白旗」(テーブルクロス製)だとか。
司馬氏がやたらと力をこめて説明していたモノが、たくさん見られた。
ひょっとしてあの小説は、この施設のガイドブックじゃないか、と思ったりするぐらい。
歴史博物館としては、非常にいいものだと思う。そんなに右翼臭くもないし。
また近代式の装甲戦艦としては、世界で残存する一番古い現物なのだそうだ。
というわけで、ちょっとパトリオットかつアカデミックな気分になりたければ、おすすめです。
私は「大和」とかは周辺が右翼臭すぎて大嫌いだけど、この三笠は、毒がなくて大変よい気がするよ。
ちなみに「横須賀海軍カレー」は、おもいっきり普通のカレーでした(笑)。
投稿者 cergey : 2007年11月24日 21:20