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2007年10月23日

懐かしくもまだ新しいアニメ

初音ミクや騒動を見ていて、ちょっとだけ思い出すアニメは、
1998年に放送されていたアニメ『Serial Experiment Lain』だったりする。
直訳すると「連続実験・レインちゃん」。↓珍しく動画を貼ってみる。

ようやくネットが64Kbpsぐらいで繋がりだした20世紀の時代に、
未来のネット文化、コンピュータデバイス、OSインターフェイスの姿を相当に先行予想したアニメ。
ぶっちゃけ今思い出しても『24』よりリアルだったりする。
で、レインちゃんという主人公は、作品世界のネットにおけるカリスマ少女なのだけど、
人気の理由が「ネット上での存在感がリアルでパワーがあるから」という不思議なもの。
作品世界のネット上でのコミュニケーションは、自機マシンの演算性能でアバターを作って
バーチャル空間上に自分自身を現出させるという形で、その点レインちゃんは通常あり得ないぐらい
リアルで魅力的なのだという意味。
しかしレインちゃんの正体は、実は某大企業で「神」と自称していた天才エンジニアによる○○で、
その本当の目的は、某大企業がネット空間を△△し、あまつさえリアル世界を□□することだった!という話。
こう言うとおかしそうだけど壮大かつ退廃的で、時空間や因果律を超えた描写が異様にすばらしい作品だった。

まだ2chも存在せず、Googleがやっと開業を始めた年に、そんなアニメがあったんですよ。
そして来年で、このアニメが放送されてから10年も経つのですな。とても感慨深いです。
残念ながらネットはまだそこまで進化してなく、初音ミクもまだまだ単純なソフトウェアなのだけど、
健康的かつクリエイティブな姿で、ネット上の人々を魅了するバーチャルアイドルとして登場してくれて、
とても感慨深い。創造という行為は世界を明るくすると思う次第です。

投稿者 cergey : 2007年10月23日 23:30

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