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2007年06月26日

メンヘル問題

会社でメンタルヘルス研修というのがあってはじめて参加してみた。
専門医が、ごくわかりやすい講義をしていた。
医療というより教育という感じの内容だったが、ひょっとしたらまだあり得る
「うつ」への差別や誤解の一掃にはなっているかもしれない。

私は「うつ」については社会人になりたての頃にとっくに診断書がくだったし、
頭おかしいという職場の誤解や、クラッシャー上司の罵声や中傷も同時上映で体験済みで、
でもそのおかげで転職してプログラマーに転向するきっかけとなった。
あの頃を思うと、世の中ずいぶんよくなったんだな、と感心している。

医療としてのうつ対策は、私では語れないのだけど、
「職場としてのうつ対策」としては、私には個人的かつ経験則的な持論がある。
それは、「職場から出来得る限り、『嘘』をなくすこと」だと思う。

私は、「嘘」こそが人間にとっても機械にとっても、一番恐しい、強力な猛毒だと思っている。
例えばコンピュータは嘘のロジック(矛盾した命令)を与えられただけで、簡単にクラッシュする。
嘘のロジックをコンピュータに渡すと、計算の終了条件が失われて無限ループに陥り、
暴走とエラーを電子的に何億回と繰り返して、メモリ領域を食いつぶして果てる。
クラック攻撃ウェアは、おおまかにはそういう原理で動いている。

人間もそう。嘘とわかる嘘、親心の方便の嘘、その場限りの言い訳の嘘、そんなものぐらいなら、
人間の頭脳はうまく現実と帳尻を合わせて情報を補正できるが、
組織や仲間が、己の存在価値や、将来問題、立場や利害に関することで人を騙した場合、
その人の脳は己の現実認識に不安をきたし、暴走とエラーの無限ループが意識一杯に発生する。
人間も、「嘘」にはとても敏感で、か弱い。コンピュータとそんなに変わらないと思う。

「嘘の多い職場」を想定してみよう。人事・配置の問題、命令・依頼の問題、人格・お金の問題、等々。
これらの問題で人に嘘をついた場合、精神的大事故を起こすことが、とても多い。
最近では、コムスンにグッドウィルですか。あんなところは、そういう意味で温床だったでしょう。
戦中の日本や今の北朝鮮なんて、国ぐるみでそうだ。
積極的に騙すことはなくても、人をよく解さず、誤解・誤認をする頻度の高い組織もやはり同じ。
もし、メンタルヘルスケア問題を企業が抜本的に取り組むとしたら、まず顧客に、そして社員に、
嘘をつかない、つく必要のない環境を作ることで、基本的には事足りると私は思う。
ただ、世の何人にも嘘をつかない仕事をすることは、一見ムダとも思えるぐらいの膨大な努力と、
問題解決力がいるのだけど。至難の技だったりする。それについては、機会があればいずれまた。
ちなみに私は、まだまだ大ウソつきですw。

投稿者 cergey : 2007年06月26日 23:10

コメント

部下のガス抜きをしてあげるのも管理職の仕事らしいですよ...
と、プレッシャーを与えてみるテストw

環境の変化もありますが、団塊ジュニア以降の
世代はストレス耐性が弱いような気がしますわ。
#自分も然り。

投稿者 kaneta : 2007年06月27日 02:48

プレッシャーありがとうございますw。

最近、管理職は難しいとだんだんわかってきた次第。
わたしゃ、まだまだですわ・・・。

投稿者 セルゲイ : 2007年06月29日 02:10

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