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2006年10月30日
紙パックのワイン

「やまや」というワインショップのチェーンで、おいしい紙パックのワインがあると聞き(ここ と ここ)、
さっそく買ってみた。500mlで400円である。カルフォルニア産。これでうまけりゃたいしたものだ。
家で飲んでみる。開けたあとの香りは、まあまあか・・・と思いつつ一口飲んでみた。
ウッ!!たった一口飲んですぐ、頭の中が「キュッ」と痛くなる感覚。
この感覚、「混ぜ物系」の兆しである。アルコール添加か、大量の防腐剤添加か。
前者は日本産ワインの常だがこの頭痛はさしてしない。(アルコール添加の場合は、単にゲロまずいだけ。)
熱に弱い紙パックだから、恐らく後者の割合が多いのだろうと思われる。
味そのものは、確かに悪くない。濃厚なシラーズの果実実とコク。しかしそこはかと刺激味を感じる。
気を取り直してもう少し飲んでみたが、どんどん頭が痛くなった。
ついにグラスのワインを流し台に捨てた。実は今もまだ頭痛が残っている。
口直しに、だんな様が沖縄に旅行に行った友人からもらったという
沖縄の古酒を飲む。だんぜんうまい!晴れ晴れ。
やっぱりお酒は天然系が一番です。さっきのワイン、飲み続けてたらどうなっていたやら。
2006年10月28日
ソフトウェア開発は何に例えられるか
ソフトウェア開発は何に例えられるか、適切な分野は存在しないと言われている。
しかし敢えて言えば建築だと言われている。
要件を定義し、システムを設計し、インフラと上部構造を構築し、運用し、保守する。まあ似てる。
だが、内実は全然違う。建築の世界で、「世に発注された案件のうち8割は、失敗案件」、
なんてことはあり得ないだろう。しかしそれがソフトウェア業界の実態で、それだけ難しいのだ。
建築の世界は、「物理法則」という絶対に裏切らない鉄壁の制約がある。これがどれだけ有難いことか。
どんなにすばらしい建築アイデアも、物理的に微塵でも不可能があれば諦めることができる。
どんなにやる気の上司や力持ちの仲間がいても、2人や3人の人間の力だけでは、
10トンの石を動かすことはできない。起重機やクレーンが必要で、それがなければ諦めることが出来る。
しかし、ソフトウェア開発の世界は、そういう物理の制約がずっと小さい、人脳駆動の世界だ。
心頭滅却すれば火もまた涼し、こんな目論見で人が過労死するかと思えば、
逆に思いつきと技術力と3日の努力で長者になる事もあるわけだ。
前フリが長くなったが、ソフトウェア開発を何に例えるか?の答えだが、
私なら一応、「料理」と答えたい。その心は以下のとおり。
何を作るにもやり方はいくらでもある。定石はちゃんとあって、それに従うこともできる。
でも腕やセンスが悪ければどうやってもダメ、また物理的な素材(マシン)が悪くてもダメ。
成果物に対して、Aさんはウマイと言っても、Bさんはマズイと言う。要求をクリアしてもそれが評価。
例え皆がウマイと言っても、それが成功とは限らない。知らぬ間に依存させたりして害を及ぼすこともある。
充実した素材と技術で高級化を狙うも良いが、あり合わせでジャンクフードを作るも良い。
何にせよ「選択と集中」のやり方次第で、かなりの自由度で多くの事ができる。
しかし、多くの勘違いした外食事業者が、街角から現れては消えるように、
ソフトウェア産業も同じく、案件の創出と失敗を繰り返すのだ。
似たところは、いくらでもある。
飽くまでも比喩ができるかってことだけだから、言おうと思えばなんとでも言えるのだけど。
本当は何が言いたかったのかと言うと、ソフトウェア開発を「料理」に例えることでなら、
少し考えが柔らかくなり、単純にもなり、肩を張らず気楽にもなれるということだ。
長々と書いたが、その程度の意見なのです。あしからず。
マンゴスチン
マンゴスチンを家で初めて食べた。
初めてじゃないかもしれないが単体で食べたのは恐らく初めてだ。
して感想。まあまあうまいんだけど、表現のしようのない変わった味ですね。
ドロっとした食感で、ミカンとマンゴーの合いの子って感じの味だ。
小学生の時、学習雑誌の「小学5年生」か何かで、
「世界で一番おいしいと言われているフルーツ」としてマンゴスチンとドリアンが
挙げられていたのだけど、20年たった今となると、ほんまにそうかのかい、と思っちゃいますな。
2006年10月27日
かゆい
頭が特にかゆい。色々と心配。
2006年10月19日
ローマ軍に入りたい
よくそう思う。
つい先日、『ローマ人の物語』(塩野七生著)を読んだ。
全部のシリーズはまだ読んでない。「ハンニバル戦記」から、「パクス・ロマーナ」までだ。
とにかくここで描かれているローマ帝国は、呆れるほどの超文明国家だ。
人も、文明も文化も、政治も社会も軍事も全てすごい。偉大づくしのてんこ盛り。溜め息が出る。
で、偉大づくしな本作品なのだが、私が個人的に一番気に入って読んでいたところが、
「ローマ軍」の兵士の日常についての説明だ。以下、うろ覚えながら印象深い点。
・兵士は、基本的に歩兵も騎兵も、17才~42才の、中産階級~上流階級のローマ市民男子。
(ちなみに古代では、どこの国でも兵士は中・上流階級の仕事だったらしい。)
・格好は、重装歩兵でも胸のあたりを覆うだけの鎧で、やはりサンダル履き。赤マントを着るのは大将だけ。
ローマ人は背が低いので他民族に舐められないよう、やはり兜には羽毛で作ったトサカがあった。
剣は、ハンニバルと戦ったスキピオ以降は両刃(スペイン剣)で、その前は片刃だった。
・行軍では、兵士はおのおの、自分の武器・食料合わせて約40kgを、自分で担いで歩く。
平時の行軍は、全軍が1日7時間、時速5kmで移動する。「強行軍」で時速7km・8時間ぐらい。
・夕刻になると必ず充実した野営地を全員で作る。兵士は土木作業の達人で、橋や攻城機も作れる。
・食事は小麦のポタージュまたはお粥がメイン。玉ねぎ、チーズ一切れ、少々の酢も付く。
飲み物はワイン。地元の魚が出ることもあって、喜ばれた。肉はローマ人は元々食べないので、なし。
料理は、食材だけもらって調理は自分でやる。
ちなみに食費は自前で、給料が出てもあとで食費分が差っ引かれる。
・軍規がめちゃくちゃシステム化・マニュアル化されている。
戦闘に負けるより規則違反をする方が、遥かに罰則が重い。
4時間ある夜警当番で眠ると、色々ひどい目に合い、ごはんが小麦でなく馬用の大麦にされてしまう。
いったい、こんな生活の何が楽しいのだ、と最初は思うのだが、
想像すればするほど、ものすごく健康的な生活はないのではないかと思えてくる。
人間は、これぐらいしんどくて制約のある方が、絶対にしゃっきりする。
ローマ人の政治家は、こんな軍隊生活経験が必須だったらしい。
それだけでなく、キャリア的には軍隊の経理や総務の仕事経験も必須になるそうだ。
普通の人も、退役しても相当の組織経験、土木工学・地理学が身についているため、
あまり仕事にあぶれないとか。こんなしっかりした40代なら、会社の管理職にはもってこいだろうね。
うーん、いいね。そりゃ超国家になるわけだよ。
てなわけで、僕もローマ軍に入りたいのです。
自衛隊は、いやだけど。これって矛盾ですか。
2006年10月14日
ノスタルジー
アトピー性皮膚炎がひどくなってきていて、かゆいを越して痛くなってきたため、
10年前にお世話になったお医者先生のところへ行った。溝口先生という方。
この先生は以前私が、自分の元の顔を自分で思い出せないぐらいひどい顔面のアトピーを患った時、
脱ステロイド・リハビリと、漢方薬(医療保険内)による体質改善治療を施してくれ、
以後時間はかかったものの自己完治できるまでの皮膚機能を戻してくれた方である。
要するに、大恩人である。
人柄のいいおばちゃんで、親身で根気強く、理論的でマジメな方である。
あまりに久しぶりだったので病院があるかどうかさえ不安だったが、きちんとやっていた。
再会して、名乗ると私のことは覚えてくれていた。あー、あの学生さんね、とのこと。
先生はやはり老けていたがお変わりなく、懐かしさで少し感激する。
だが先生、私にどんな治療をしたのかはすっかり忘れちゃった、らしいw。
1~2年かけて、あらゆる手を尽くしてくれてたので仕方ないが、内心少し、ずっこけた。
だが以前と変わらずみっちり症状を診てもらい、ほっと一安心。気も落ち着く。
処方箋ももらって、先生に礼をし、かつて常連だった隣の薬局へ行く。
薬局はほのぼのしたお姉さん2人が運営している。
いつも笑顔で優しく薬や生活医療のアドバイスをくれ、大好きだったお二人だ。
薬局に入るや、「(セルゲイ)君、お久しぶり!」と名乗らなくても挨拶してくださった。驚いた。
いや、以前とほとんど様子が変わっていない、かつてお世話になったお姉さんに、
学生時代とまったく同じノリで「君」づけで呼ばれたのが、
何かものすごいタイムスリップをしたようで、懐かしさで眩惑してしまったのだ。
いや、僕ももう31なんですよ・・・、と言ったら少しびっくりしていた。
(セルゲイ)君も、もうおじさんだ~おじさんなんだね~でも前より顔きれいだね~、などとほのぼの言われる。
やはり「君」づけで、学生に対するのとまったく同じノリで話をされるので、懐かしくて仕方が無い。
何か遥か遠くの時空にある、ものすごく安全な世界に瞬間移動したようで、不思議な感覚を覚えてしまった。
帰りに学校に寄って学食も食べて、なんだかノスタルジー全開な日だった。
肌の調子も今はよい。楽しかった。
2006年10月13日
『24 シーズンⅣ』
ビデオで録画した最終話をやっと見た。
呆れるぐらいすごかったね、ジャック・バウアー。
24時間、ぶっ放しでめちゃくちゃな奴だけど。でも面白かった。
女子キャラネタ。誰が一番かわいいかって、けっこう回答に困る。全員、超好みだ。
↓シーズンⅣのキャラ一覧
http://www.foxjapan.com/dvd-video/24/season4/cast/
http://www.foxjapan.com/dvd-video/24/season4/cast/cast2.html
最初は、エゴイストっぽいが、そんじょそのへんのアホサラリーマン部長に比べたら
遥かにマシな上役「エリン支部長」にドキドキ。高慢なS系の眼力(めぢから)がたまらん。
しかしそのエリン女史と正面からぶつかるオタ系エンジニア女子の「クロエ」たんも捨て難い。
しかめっ面がトレードマークらしいが、くしゃみを我慢したみたいな顔で癇癪をこらえる顔が良い。
そのヒスの気持ち、すごくわかるよ。俺もやるから。
テロリストママの「ディナ」おばさんも、すばらしかった。優しくて超怖い魔女おばさん。心惹かれる。
ノーブラ・Tシャツで人殺しまくった挙句、最後は大統領権限で無罪放免になった殺し屋の「マンディ」も、
コケティッシュ&セクシィ全開でよかった。ハァ。
概して、女子キャラが超濃い。だから超好み。
シーズンⅤもその次も、この調子でガンガン濃い女子で揃えてくらたらいいな。
2006年10月02日
「フォークの持ち方は、次図のようにされよ。」
先日、人と、フォークとナイフの歴史を調べなきゃねえ、と話をしてたのを思い出して、
さっきググってみたら下記のページがすぐ見つかって、しばらく読んでいた。
↓「第17節 スプーン、ナイフ、フォーク」(『作法心得』)
http://hac.cside.com/manner/7shou/17setu.html
歴史にものすごく詳しいだけでなく、西洋人をちょっと揶揄するような面白い表現や、
後半のマナー実戦編の「~~されよ。」といったシャレっぽい調子の文体から、
書いた人は30~40代ぐらいの趣味人だろうな、と思ってたら、
「林 實(はやし まこと)先生」という大正生まれで故人の偉い人のページだった。
↓「林 實(はやし まこと)先生略歴」
http://hac.cside.com/manner/ryakufu.html
この『作法心得』というサイト、先生の随筆みたいなコーナーはちょっとどうでもいいとして、
実戦編である飲食・喫煙編が壮絶にすごい。
知識も、実践も、そこまで徹底するかと。
先生曰く、「(洋食の場では)絶えず会話を続けなされよ。沈黙は無礼。」とのことだが、
ここまで知識と実戦経験がありゃ、そりゃ無限に話ができるわなぁと思ったり。
料理の達人は数多いが、食事の達人というのも、極めた人はすごいものだ。
2006年10月01日
世代論
へーーーと思った世代分析論。
↓「世代論はじまるよ~一才なり~」
http://d.hatena.ne.jp/kimagure/20050313
↓上の世代論の、フォローアップ
http://chiruda.cocolog-nifty.com/atahualpa/2005/03/_.html
75~80年生まれは、無味無臭世代かーー。私の世代は、そう見られてるのかー。うむむ。
「いたの?」とは悲しいw。
自分の世代については、昔は「ファミコン世代」と呼ばれて将来が心配されたわりに、
そこそこ逞しく育ち、よくやってる世代だと思うんだが。個人的には気に入っている。
思いつくままにこの世代の特徴を。合ってるかどうかは、自信なし、というか、どうでもよし。
・イケイケドンドン的な価値観とはどう考えても、無縁っぽい。
・行動は攻撃より防御優先。現実的でスピードもあり堅実だが、”それ以上”にはあまりならない。
・人と争わず、穏やかでクリーンな関係を作るが、いざ溝ができると対処が苦手。
・はじけるのもやや不得手。ただし「飲み」の付き合いが通用する最後の世代かもしれない。
・情報が溢れたゆえに個人の知識量を重んじくなくなりはじめた世代。上に比べると知識量が低くなっている。
・根が素朴で騙されやすい。ただし嘘とわかっていても妥協する事には、10年かけて慣れている。
・団塊Jr(70~74生)とは非常に分かりあえる。それより上には、静かに穏やかに絶望している。
・中田や中村、サイバーエージェントの藤田氏(73生だが)が、上記特徴に近い…かな?
昔よく言われた、「夢が無い」「個性がない」といった点は、ある程度当たっている。
花や論より、実を取る傾向が非常に強いせいで、その分華やかな成果が少ないというジレンマを持つ。
だが尻拭い役にはうってつけの性格で、目立たぬ陰では社会を案外よく支えている。
………
なんて、書いてたらキリがないや。上記正しければ、ひょっとしたら大器晩成するかもしれませんよw。
そうあればいいなと願いまする。