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2006年05月26日

The Fall of Programmer

プログラマー没落。自分のことである。

自分自身の未熟さはいくらでも認めていいところだが、それは大きな問題ではない。
「お巡りさんが強い事は好ましいが、すべてのお巡りさんが空手十段である必要はない。」
社会の実用とはそういうものだ。それが本当の効率社会である。
世の中には事務に強いお巡りさん、住民相談に強いお巡りさん、狙撃のうまいお巡りさんもいる。
さしずめセルゲイは、会社では交通整理の好きなお巡りさんかもしれない。
それが嫌とかダメとかいう思いは、特にない。

もっと深刻なことは、今のIT、特にプログラミング技術が進もうとしている方向性が、
自分にとって何かがひどく納得がいかない点だ。
利便性を求めるのはいいが、物事の本質を忘れようとしている。
データベースを意識したくない。
ネットワークを意識したくない。
言語を意識したくない。
OSを意識したくない。
実装を意識したくない。
アルゴリズムすら意識したくない。
じゃ、何を意識するのか?答え、インターフェイス。

なるほど、それは正しい。文句の言い様もなくもっともな道具論だ。
でもそれをエンジニアが言うのはどうなんだろうか。
今の技術の流れを、例えで言おう。
それは「車」を動かす手段として、「馬の脚」を「タイヤ」に変えようとしているのではない。
「馬の脚」も「タイヤ」も、同じハンドル(=同じインターフェイス)で動くようにし、
その差(実装の差)を意識させないようにしようという流れだ。

なるほど「馬の脚」も400本あれば100馬力だ。
それを100本の手綱でなく、1個のハンドルで動かせれば、「効率的」かもしれない。
でも・・・・そんなの、作りたくない。むしろ100本の手綱を正直に使った方がいい気がする。

今流行の技術は、ものすごく極端に言えば、こういうニュアンスがある。
オブジェクト指向とかO/RマッピングとかDIコンテナとか、Web2.0とかAjaxとかは特に。
実際のところ、あっちの技術の連中は、「かなり」無理をしている。
結局、ハンドルの下に見えない手綱とニンジンを垂らしているだけで、
仕事の本質は何も解決してないと思う・・のだが、私も考えが一面的なだけなのかもしれない。
確かに世の中はそれらの技術のおかげで便利にはなっているから。

でもなーー・・・私は、物事の見かけを変に簡略化・隠蔽化するより、
あるべき所にあるべきものが、正直にそのままあるということの方が、大事だと思うのだが。
単に、自分が世の流れに遅れて、ひがんでいるだけかもしれません。

投稿者 cergey : 2006年05月26日 00:47

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