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2006年04月22日
映画 『立喰師列伝』
を見に行った。
↓公式サイト
http://www.tachiguishi.com/top.html
内容は、戦後から現代までの「立喰いのプロ」(=立喰いにこだわりのある無銭飲食の専門家)
という架空の職業者連中を紹介し、その人としてのあり方と、時代・社会・文化背景を、
深く、しつこく、考察するというもの。単純にコメディである。
押井守と言えば『うる星やつら』以来からの「立喰い文化論(?)」の
権威というか始祖というか唯一の論者であり、
その彼の思想の影響で、セルゲイも中高生の頃から大いに立喰いにハマった口だ。今でも大好きだ。
今回の映画の主人公の一人「ケツネコロッケのお銀」は「うる星やつら」でも出演しており、
セルゲイの好きなキャラである。今回はそれを見に行ったようなもんだ。
映画の方は、まあまあ面白かった。全編、押井氏らしい偏屈理屈のオンパレードで、とても笑えた。
今回、監督は「民俗学」にハマったそうで、
戦後の日本史を、ファーストフードをめぐる精神文化論の点で語った点はいいかと思う。
ただちょっとだけ残念だったのは、肝心の「立ちソバはとても奥ゆかしくて、特に月見ソバは神域」という、
氏のいつもの単純な味へのこだわりが、やや影に隠れたことか。
押井氏の立ちソバへのこだわりを思い浮かべながら立ちソバを食うと、とてもうまいのよ。
でもやっぱり食欲を刺激されて、映画の帰りにJR渋谷駅の地下で、月見ソバを食べたのであった。
ちょっとミーハー。
投稿者 cergey : 2006年04月22日 23:49